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6.112021
言葉づかい(1、言葉の始まり)

ウェブサイトを移転し、心機一転、ことの葉舎の原点に戻って「言葉」について考えていきたいと思います。
「言葉」のはじまりは、古今和歌集で「ことのは」という言葉が使われたことがはじまりだといわれています。
(ことのはという言葉、というのは、時系列が逆転しているようですね)
文章を書くとき、人間の脳という土があり、書きたいことの幹があり、そこに「ことの葉」という葉っぱがついている様子をイメージします。2008年ごろ、ことの葉舎の立ち上げ当初、デザイナーさんにそれを伝えてつくってもらった画像がこちらです。


少し整えたイメージ


仕上げたイメージ

まとめるという意味
平安時代の人も、そんなふうに言葉を「葉」のように思って「言の葉」と表現したのでしょうか。もともとは「事の端」というという意味で「ことのは」なのだという説もあるのですが、ことの葉舎としては「言の葉」説を採用したいと思います。
近年、オンライン時代だからこそ文字と言葉を選んで発することが、とても大事になっている気がします。このカテゴリーページでは、言葉のプロとして言葉の選び方、言葉の使い方を発信していきたいと思います。
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